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2021年(令和3年)

6月

​今週の妻有新聞

2021年6月19日(土)

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​新型コロナ打撃で経営難が続く公設民営のニュー・GP津南

正念場の「公設民営」、課題表出

ニュー・GP津南 コロナ打撃売上3分の1、「ボールは町に」

 新コロナ禍は内在していた諸問題を浮き彫りにしている。開業35年余、最盛期には首都圏などから年間30数万人の利用があった妻有地域の一大観光拠点「ニュー・グリーンピア津南(NGP津南)」。国の年金福祉事業団から民間委託、津南町が施設取得後は業務委託など経営母体が変わり、時代の盛衰に左右され経営難が続くが、地域観光の拠点、地域の雇用の場は変わっていない。だが昨年からの新コロナの影響は、これまでの経営難の内在する問題をいっきに表出している。その一つが「公設民営」経営形態。

(詳細は2021年6月19日号で)

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服部勇馬選手の応援キルトにメッセージを書き込む中里中生徒

勇馬先輩、メダルを

 「がんばれ服部選手」。東京五輪男子マラソンに出場する服部勇馬選手(27、トヨタ自動車)にエールをと、母校の中里中(村山裕之校長、生徒98人)で14日、大型応援キルトに生徒たちが応援メッセージを書き込んだ。生徒たちは「メダルをめざして頑張ってほしい」とエールを送っている。

(詳細は2021年6月19日号で)

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園児たちが作った七夕を千年の湯に飾る

七夕飾ったよ

 ささの葉さらさら、のきばにゆれる…。七夕は、織姫と彦星が天の川を渡って1年に1度だけ出会える7月7日の夜のこと。短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付ける。川西•千年の湯で17日、一足早い七夕飾りを園児たちが行った。「おもちゃがいっぱいほしい」「およめさんになりたい」、子どもたちの願いが詰まった短冊が並んだ。

(詳細は2021年6月19日号で)

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100歳記念に水沢小へ屋外時計を贈り、歓迎を受ける富井富一さん(中央左)

100歳記念、屋外時計ありがとう

 「児童の声が元気のもと。ありがとうね」。ことし100歳の長寿を迎えた富井富一さん(馬場)が「100歳記念に」と水沢小(田村晃夫校長、児童173人)にチャイムと連動した屋外時計を寄贈した。富井さんは「子どもたちの元気な声を聞けるのがうれしい。少しでも子どもたちのためになれば」と寄贈の動機を話している。

(詳細は2021年6月19日号で)

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専門家入れ協議会設置を

 信濃川の洪水で再三浸水被害を受ける津南町下足滝地区は、県が進める堤防改修で示した巨大堤防計画に対し、全6世帯の集団移転から「下足滝に皆で安心して快適に暮らし続けるために、専門家を交えた協議会設立を」と16日、下足滝代表が要望書を津南町の根津副町長に提出した。根津副町長は「地元の要望を県に伝えていく」と要望書を受けた。

堤防改修のために専門家を入れた協議会設置を求め、要望書を根津副町長に提出する下足滝代表(16日)

(詳細は2021年6月19日号で)

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子ヤギが入学し一緒に遊ぶ1年生たち(16日、津南小で)

ヤギさんがきた

 「ヤギさん、いっしょにあそぼう」。今年5月に生まれたばかりのメスの子ヤギが16日、津南小(山岸繁校長)に『入学』、1年生(48人)に仲間入りした。子どもたちは「来てくれてありがとう。ヤギさんとなかよくしていきます」とさっそく草をあげながら校庭で遊んだ。

(詳細は2021年6月19日号で)

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栄村希少動物調査員2人が村議会に調査報告を行った(14日)

自然の保護保全、栄村モデルを

​希少動植物調査員と議会懇談、条例制定視野に

 絶滅危惧種であるギフチョウや野生ランなど貴重な資源を乱獲から守るため、栄村議会では採集を規制する新たな自然保護条例を模索する動きが始まっている。罰則規定を盛り込むかどうかなど具体化はこれから。14日に開いた全員協議会では、栄村希少動物調査員の涌井泰二さん(津南町割野)と広瀬明彦さん(栄村青倉)、ギフチョウを増やす取り組みを個人で行っている長谷川好文さん(宿泊山房もっきりや)との懇談会を実施。涌井さんはスライド写真で村内に多数の採集マニアが訪れ蝶類や甲虫など採取、ネットオークションで取引されている現状を解説。

(詳細は2021年6月19日号で)

2021年6月12日(土)

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聖火ランナーとして援馬隊•応援旗の前を走る服部勇馬選手の弟•風馬さん

思いを聖火に、ランナー14人

東京オリ・パラ聖火リレー十日町コース 沿道から声援、横断幕も

 東京五輪の県内聖火リレーは4日、糸魚川市からスタート。当日は時折強い雨が降るなか、佐渡市から引き継いだ十日町市では14人のランナーが市街地を走り通した。

 服部勇馬選手の弟•風馬さんが走る最終区間には服部兄弟を応援する援馬隊が応援旗を持って声援。メンバーたちは「新型コロナの影響は大きいけど、勇馬選手が出場する東京五輪、何とか開かれ成功してほしい」と願っていた。東京五輪が予定通り開かれると、男子マラソンは8月8日に札幌で開かれる。

(詳細は2021年6月12日号で)

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第一弾の新幹線直送便。10日午前10時半頃、越後湯沢駅で

農産物を新幹線直送

 東京まで90分余の直送便だ。津南町とJR東日本が連携、農産物を新幹線に載せ最速で首都圏に届ける新たな取り組みが10日スタート。自治体主導での農産物新幹線直送は魚沼エリア初。町は感染症下で困難だった津南ブランドの首都圏発信、JR東は新幹線輸送事業拡大に繋げる期待感がある。次回は7月15日に津南産ユリを積み運び東京駅などで販売予定だ。

(詳細は2021年6月12日号で)

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来月15日開所の訪問看護ステーションが入る医療福祉総合センター(右奥が県立十日町病院)

「出向くケアと医療」、来月15日開所

 地域医療看護の拠点となる「十日町市訪問看護ステーション」は来月15日、事業を開始する。愛称は「地域の人と人、心と心を結び、想いを込めて握られた『おむすび』のように温もりのある看護を提供する」ことから『おむすび』。開設場所は県立看護専門学校が入る市医療福祉総合センター2階。看護師や理学療法士、作業療法士など当面は6人体制で取り組み、夜勤対応など医療人材を確保し、早期の24時間体制をめざす。今年度は2180万円の予算で取り組み、十日町市がめざす『出向くケアと医療』の拠点化を進める。

(詳細は2021年6月12日号で)

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改修堤防の丁張でその巨大さがわかる(津南町下足滝、右が信濃川)

集団移転を断念、堤防改修に専門家を

 2019年10月の台風19号で大増水した信濃川の洪水で家屋浸水など大きな被害を受けた津南町下足滝地区は、県が実施の大規模な堤防改修に対し、集団で高台移転を求める要望書を今年1月、県知事に提出していたが、今月初め集落で改めて協議を行い、全6世帯が揃って同じ場所への移転が困難となり、堤防改修を進める方向で県や地元津南町と協議を進めるため、近く津南町に河川工学の専門家や県を含む「協議会」の設置を求める要望書を提出する。これは事実上、集団移転を断念した形になる。

(詳細は2021年6月12日号で)

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皮はぎ間伐など学校林整備に取り組む水沢中生徒(4日)

力合わせ皮むき間伐

 皮むき間伐でよりよい学校林に—。66年余りにのぼる生徒の汗が染み込んだ水沢中(山本俊介校長、生徒99人)学校林の整備活動が6日、当間スキー場周辺の現地で行われ、生徒や保護者、学校林管理委員会など学校あげて下草刈りや枝打ち、間伐作業に汗を流した。

 同校では毎年、学校をあげて整備活動に取り組み、時に育ったスギの木を利用し学校の小屋や机、椅子なども作ってきた。こうした長年の活動が認められ、平成25年度には全日本学校関係緑化コンクールで、学校林等活動の部で農林水産大臣賞を受賞。さらに活動を継続している。

(詳細は2021年6月12日号で)

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10ヶ月ぶりの第3回DMO設立検討委。「何をすればいいのかが見えない」の声も(3日)

「DMOで何がしたいのか」見えず

津南町 10ヶ月ぶりの第3回設立検討委員会

 約10ヵ月ぶりに津南町の桑原悠町長の地域振興策である「観光地域づくり法人(DMO)」の第3回設立検討委員会は3日町役場で開いたが、委員から「案には将来像は記してあるが、これから今すぐやるべきことは見えず、この会議で何を言えばいいのか分からない」や「来春にDMOを作りたいならもう時間がない。事務局で検討しているというが、その中身は委員には伝わってない。考えていることを教えて貰いたい」など、DMO設立による利点が何か未だ見えないなか会議は進んだ。町は来年4月の発足に向け「月数回で検討委を開き、引き続き委員の意見を求め内容を詰めたい」(観光地域づくり課・石沢久和課長)としているが、委員の共通意識を見える形でめざすDMOのイメージが提案できていないのが現状だ。

(詳細は2021年6月12日号で)

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新たな観光ツール「きりあけバイク」(雄川閣提供)

秋山の風感じる「きりあけバイク」

雄川閣、切明リバーサイド、雪あかり、3旅館連携

 秋山郷の空気を存分に楽しめるレンタルバイク「きりあけバイク」の取り組みが今月からスタート。秋山郷最奥切明にある雄川閣、切明リバーサイド、雪あかりの3旅館連携で行い、原付バイク(スクーター)6台を気軽に借りて秋山郷巡りを楽しむようにする。

  秋山郷は道幅が狭く、駐車スペースが少ないことから「動きやすく止めやすく、一瞬の自然美をカメラに収めやすいように」と昨秋から検討、長野県の新型コロナ対策事業採択を受けバイクを導入。新型コロナ禍で高まるアウトドア人気の受け皿とする計画だ。

(詳細は2021年6月12日号で)

2021年6月5日(土)

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インター周辺開発、いよいよ着手

高規格道・十日町道路 道の駅など土地利用基本構想の実現性探る

 総事業費620億円で国が2019年に事業化を決めた地域高規格道路「十日町道路」。4年前に供用開始している「八箇峠道路」から国道117号、飯山線を超え、さらに信濃川を渡河し、左岸の十日町市北鐙坂に至る全長10・8㌔。このルート間に「十日町インター(仮称)」が設置され、インターと接続する市道・高山水沢線はすでに改良事業が始まっている。このインター周辺開発を進める十日町市は2017年に「十日町インター周辺土地利用基本構想」をまとめ、道の駅導入による『休憩機能・情報発信機能・地域連携機能・防災機能』の4つの求められる機能をまとめ、必要な施設などを構想している。市はこの機能をどう実現するか、その基礎調査の業務委託を公募型プロポーザル方式で事業委託者を募集する。すでに先月28日から公募開始し、企画提案提出は今月22日締切。審査会後、来月2日に結果通知する方針だ。新コロナで2年近く取り組みが停滞していたが、十日町インター周辺開発がいよいよ動き出す。

(詳細は2021年6月5日号で)

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MGCで東京五輪出場を決めた服部勇馬選手(2019年9月、東京神宮で)

聖火リレーで勇馬応援

 冬季五輪選手が夏の東京五輪•服部勇馬選手に聖火でエール—。地元十日町から2014年ソチ冬季五輪に出場し来年の北京冬季五輪への出場をめざすクロスカントリースキー•宮沢大志選手(29、JR東日本スポーツ、長野•信濃町)と、同じソチ冬季五輪にバイアスロンで出場した中島由貴さん(31、医療系事務、魚沼市)が4日、十日町市での聖火リレーでランナーとして出場。東京五輪•男子マラソンに出場する中里出身•服部勇馬選手に聖火でエールを送った。

(詳細は2021年6月5日号で)

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2人が発見した珍しい黄色いツチガエル。23日までキョロロに展示

研究者も関心、黄色ツチガエル

 珍しい黄色いツチカエルを仲良し小学1年生コンビが発見、十日町市松之山「森の学校キョロロ」で展示し話題を呼んでいる。この黄色いツチガエル、広島大大学院の専門家の目に止まり、キョロロでの展示後に個体を送り、研究対象となることが決まっている。 発見したのはまつのやま学園1年生の大野開惺くんと岩崎心奏くん。「キョロロがこのカエルを展示してくれて嬉しい。青とか白の、また別のカエルも探してみようかな」と笑顔を見せた。

(詳細は2021年6月5日号で)

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FC選手と共に田植えをした松代小児童(先月29日)

サッカー選手と田植え

 「女子サッカー選手と一緒に植えたよ「。松代小学校(山本未知雄校長)の5年生15人が先月28日、まつだい郷土資料館隣に借りた田んぼで、地区内の棚田を耕作する女子サッカー農業実業団「FC越後妻有」の選手4人と田植えを行った。

 稲作指導を行う山賀子平さん(76、池之畑)と、FC選手が所属し「まつだい棚田バンク」を運営するNPO越後妻有里山協働機構の職員から「水田の稲は『水稲』というぐらいなので秋まで水管理が大切。無農薬なので草取りも大事な仕事。苗は2〜3本取り箸を持つように植えます」などと教わり、コシヒカリ苗を植えた。

(詳細は2021年6月5日号で)

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健康ポイント対象事業第一弾で町役場発のウォーキングを実施(大割野で)

ポイント貯めて商品券ゲット

 若いうちから運動習慣をつけ健康増進をと、津南町は今月から「つなん健康ポイント」事業をスタート。連続30日間で体重・血圧・腹囲・禁煙・7時間以上の睡眠・一日の運動20分以上などの項目を達成、さらに「めざせ! チーム100万歩」や町民歩けあるけ大会、献血など対象事業に参加するとポイントを進呈。30ポイントで町共通商品券5百円、50ポイントで千円分を達成者に贈る。対象は町内在住の18歳以上または勤務者。町福祉保健課、町総合センターでポイントカードを無料配布している。

(詳細は2021年6月5日号で)

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新型コロナ対応と情報交換の場をと行った「農業関係対策会議」(24日、町役場で)

洋画と枕木アート二人展

津南町蔵カフェ画廊企画 水落悟さんと藤田美智子さん

 十日町の芸術家2人のコラボレーション点だ。津南町大割野の蔵カフェ画廊企画第11弾が6月1日からスタート。古民家の趣きが残る店内に、枕木と花アートの水落悟さん(71)、洋画の藤田美智子さん(76)と十日町市在住作家の二人展を今月末まで開催。店外に水落さん、店内は藤田さんの作品があり、二人の共同制作品も含め27点を飾っている。

(詳細は2021年6月5日号で)

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高性能カメラで撮影する手順を習った児童(先月26日)

​日本コンテストに挑戦

飛渡第一小学校 キッド・ウイットネス・ニュース

 学校下を流れる飛渡川の上中下流の水生生物と水質調査を行い「飛渡川リーフレット」を制作した飛渡第一小学校(佐藤満校長・児童6人)は、パナソニックが主催する「キッド・ウィットネス・ニュース」(KWN)日本コンテストに参加する。地域PRビデオを制作するため先月26日、オンラインで映像作家の今井雅彦さんから作品構成や撮影方法を教わった。

(詳細は2021年6月5日号で)

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