2023年1月 スポーツ
2023年1月28日(土)
伝統の寒稽古を行った十日町剣友会
剣道
気合いだ、伝統の寒稽古
十日町剣友会、全員が昇級
寒さもなんのその—。十日町剣友会(根津勝会長)では、二十四節気・大寒の時期でもある16〜21日、十日町市武道館で伝統の寒稽古を行った。創立以来続けているもので、子どもから一般まで30人余りが参加、気合と共に打ち込みなどの稽古に汗を流した。
厳しい寒さのなか、裸足での練習。子どもたちの中には剣道具をつけられない園児や小学校低学年が装着の練習をしたり、基本動作を学んだ。また一般会員は子どもたちの指導の後、自己研鑽に努めた。
(詳細は2023年1月28日号をご覧ください)
2023年1月21日(土)
全国3位内をめざす十日町高男子リレーチーム(左から佐藤めだる、細矢淳之介、春日喜行、我田柊)
高校スキー
全国へ十日町高が圧勝
県高校リレー 男女とも厚い選手層で
県高校クロカンスキー(妙高・赤倉観光リゾート)の男女リレーは最終日の13日開催。男女とも選手層の厚い十日町が圧勝。全国出場を決めた。
男子リレーは十日町Bチームを含め4チームが出場。1走から後続を引き離した十日町Aが2位・新井に1分以上の差をつけ圧勝。佐藤めだる主将は「想定通りのレースができた。全国では3位内を目標にしている。全国に向けさらに調子を上げていき、万全の状態で挑みたい」と意欲を話している。
女子は新井との一騎打ち。1走・渡邉琴葉は新井の個人優勝選手に30秒差をつけられたが、2走・江村七海がすぐに巻き返すと徐々に差を広げ、3走・小林華乃は独走状態。終わってみれば5分差をつける快勝だった。江村七海主将は「みんなまだ本調子じゃなかったへど、これから調子を上げていき、全国では4位内をめざしたい」と上位をめざす決意だ。
全国で上位の期待がかかる十日町高女子リレーチーム(左から渡邉琴葉、江村七海、小林華乃)
(詳細は2023年1月21日号をご覧ください)
0・1秒まで同着の中学男子リレー、十日町南(右)と下条
中学スキー
十日町南、下条と大接戦
県中リレー 女子は水沢が2位
十日町南、下条との接戦を制す—。県中スキー大会クロカン競技(妙高・赤倉観光リゾート)は最終日の13日、男女リレーが行われ、男子は下条との激戦を制した十日町南が初優勝、女子は妙高高原に続き水沢が2位と健闘した。
男子は1走が下条、2走は吉田、3走は十日町南と先頭が次々に入れ替わる激戦。アンカー勝負となった十日町南と下条は最終盤で大接戦を演じたままフィニッシュ。0・1秒まで同着だったが判定でわずかに先着の十日町南が優勝した。
女子は水沢が健闘。1走から3走まで区間3、4位と安定した力を見せ、優勝した妙高高原に33秒差で2位に入った。
(詳細は2023年1月21日号をご覧ください)
中学男子大回転で初優勝の髙澤暁斗
中学スキー
果敢に攻め初優勝
中学大回転で髙澤暁斗が
中学男子大回転で1本目3位につけた髙澤暁斗(まつのやま学園・中3)が2本目に逆転し初優勝。「全国でも優勝をめざして挑みたい」と意欲を見せている。
基礎スキーの指導員資格を持つ父のDNAを受け継いで2歳からアルペンスキーを楽しみ、競技スキーは中学に進んでから。今季は県強化指定選手として合宿に参加、技術を磨いてきた。
県大会では「自分の性格から、1本目に負けていた方が次に果敢に挑めるんです」と、大回転2本目にその通りの結果を出した。
(詳細は2023年1月21日号をご覧ください)
2023年1月14日(土)
高校男子フリーで優勝した春日喜行(11日)
高校・中学クロカン
フリーは高校男子・春日喜行、中学女子・福原優香
妙高で県大会 全国に向け妻有勢が健闘
第75回県高校スキー大会と第65回県中学校スキー大会のクロカン種目は共に11〜13日、妙高・赤倉観光リゾートクロカンコースで開催。フリーは、高校男子が春日喜行(十日町2年)、中学女子は福原優香(まつのやま学園9年)、クラシカルは高校男子で昨年の覇者・我田柊(十日町3年)が2年連続優勝するなど健闘した。全国大会は高校が2月8〜11日に山形で、中学は2月7〜10日に野沢温泉で開かれる。
(詳細は2023年1月14日号をご覧ください)
母校・松代中で生徒と記念写真に収まる山本選手(中央、左は弟・幸太さん)
箱根駅伝
「来年は花の2区に」
箱根の山本唯翔選手、松代出身 母校に凱旋、「服部勇馬選手のように」
「山の妖精」、母校で凱旋報告—。東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日)の5区で区間新記録をマークした十日町市犬伏出身の城西大3年、山本唯翔選手(21)が6日、母校の松代中や松代小、市役所に関口市長らを訪問、「地域など多くの人たちの応援のおかげで記録を打ち立てることができました。これからも頑張っていきたい」と大会結果を報告し、新たな決意を見せている。
山本選手は「大学のコーチが松代出身で、中学の頃から声をかけていただいた」と城西大を選んだ理由を話し、「服部勇馬選手は憧れの選手。小さい頃に勇馬選手が箱根駅伝を走っているのをテレビで見て、勇馬選手のようになりたいと思っていました」と笑顔で語った。
(詳細は2023年1月14日号をご覧ください)
2023年1月7日(土)
順位を落とすも懸命につないだ中盤(2区福原陽から3区阿部和夏へ)
高校駅伝
夢の都大路、思いのタスキつなぐ
十日町高、粘って女子35位、男子47位
十日町高チームが、諦めることなく夢の都大路を走った—。男子第73回、女子第34回全国高校駅伝は先月25日、京都市のたけびしスタジアム京都発着(男子7区間=42・195キロ、女子5区間=21・0975キロ)に男女とも都道府県代表47校が出場。新潟県代表の十日町は30年ぶりにアベック出場し、女子は1時間13分58秒で35位。男子は2時間12分49秒で47位だった。駅伝部の村山愛美沙主将は「目標は達成できなかったが、全員が今ある力を出し切れた」と話し、男子3区を走った2年生の佐藤大和は「達成できなかった目標は、来年につないでいきたい」と再びの全国出場を誓った。
(詳細は2023年1月7日号をご覧ください)
区間新の山本選手(日本テレビより)
箱根駅伝
山本唯翔、箱根駅伝5区で区間新
十日町から「山の妖精」が誕生—。第99回箱根駅伝(2、3日)の往路5区(20・8キロ、小田原〜芦ノ湖)で松代中出身の城西大・山本唯翔(3年、開志国際高)が従来記録を21秒更新、1時間10分4秒の区間新記録を樹立。同大の箱根駅伝区間新記録は初。山本は十日町市に帰郷し6日に地元の松代小、松代中を午前中に訪問。夕方は関口市長を表敬訪問した。
山本は、小中時代から標高差がある松代地区で「山登り」の練習に取り組んできた。「区間賞を取る自信はありました」と話す通り、13位でタスキを受けると山梨学院大、明大、東海大を抜き、創価大も振り切りシード圏内9位まで押し上げ快走。3年前の区間記録を21秒縮めた。
(詳細は2023年1月7日号をご覧ください)
今季の好調な戦績を報告したFCメンバー
女子サッカー
スポーツ連携賞も
FC越後妻有が戦績報告
大地の芸術祭の一環として生まれた女子サッカー実業団のFC越後妻有。北信越女子サッカー2部リーグで2年間連戦し、優勝と1部昇格を決めた元井淳監督と石渡美里主将、髙橋咲希選手、西田くるみ選手が先月14日、市役所を訪れて今シーズンの戦績報告を行った。
(詳細は2023年1月7日号をご覧ください)