
2022年(令和4年)5月
2022年5月28日(土)




現職・桑原悠町長、元副町長・小野塚均氏、元町議・藤木正喜氏
再び三つ巴、争点に「12年間の空白」も
津南町長選 元町議・藤木正喜氏表明、現職、小野塚氏、激突へ
任期満了(7月8日)に伴う津南町長選は来月14日告示、19日投開票で行うが、告示まで2週間余りに迫るなか、新たに元町議・藤木正喜氏(67)が25日出馬表明し、来月の町長選は前回と同様、三つ巴が濃厚になっている。藤木氏は25日、地元米原公民館で出馬会見し、「この12年間、津南町の人たちが生きる希望が抱ける施策が足りてなかったのではないか。若い世代を本気で育てる取り組みが感じられない。このままでは津南町はさらにジリ貧が進む。誰かがこの流れを変えなくてはならず、その一石を投じたい」と、2期8年の上村憲司町長、この4年間の桑原悠町長の町政を『12年間の空白』と批判し、出馬決意を述べた。今度の改選には現職で2期めざす桑原悠町長(35)、2年前まで副町長だった小野塚均氏(67)の2人が出馬を決めており、藤木氏の表明で前回と同じ三つ巴戦が濃厚になっており、29日投票の知事選以降、本格化する見込みだ。
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コメとエゴマで賃金アップに
あんしん・マイ米ファーム 無農薬栽培、さっそく田植 え
障がい者の自立をめざし就労支援事業を20年前から続けるNPO法人支援センターあんしん(樋口功会長)は25日、十日町市稲荷町地内で12年間耕作放棄され荒廃した田を整備した『あんしん水田』で利用者と職員35人が田植えを行った。
あんしんの農業部門『マイ米ファーム』リーダーの田中澄雄さん(75)から「転がした目印の枠の交差した線の所に苗を3〜4本取って植える」などと教わると、泥に足を取られながら楽しそうに田植えをした。2枚で2・6反歩(約26アール)の田んぼでは無農薬コシヒカリを栽培する。
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あんしんの利用者と職員が参加したマイ米ファームの田植え

着物メーカー13社などが参加した十日町織物産地特別招待会
特別招待会で2億円突破
十日町織物 宿泊や観光にも波及効果
織りと染めの着物総合産地の魅力を消費者からじかに感じてもらい、着物販売と共に十日町をアピールしようと「第10回十日町織物産地特別招待会」(特招会)が13日〜16日、クロステン大・中ホールで開催。市内着物メーカー13社と流通商社6社が参加し、373人(前回5日間で409人)が来場した。
昨年はコロナ禍で中止。例年は4日間だが一昨年は三密を避けるために1日会期を増やしていた。特招会主催の十日町商工会議所の速報値では、目標1億円に対して売上実績は2億923万円(前回2億1602万円)だった。単純に比較はできないが1日当たりの平均を出すと前回4320万円だが、今回53230万円と好調だったことがうかがえる。
来場者は関東圏が中心で、市内宿泊施設で前泊した人も多い。
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6月1日の山開きを前に山頂ヒュッテにヘリで荷揚げ(25日、相澤博文氏撮影)
天空の雪原
苗場山へ
残雪登山はいかが—。日本百名山・苗場山(2145メートル)、日本二百名山・鳥甲山(2037メートル)と佐武流山(2192メートル)の山開き来月1日を前に、苗場山頂の自然体験交流センターへのヘリ荷揚げは25日に実施。水や食料など12㌧余を空中便で運んだ。広大な湿原約7百㌶が広がり「天空の楽園」とも呼ばれる台地は未だ1・5メートル余の残雪があり、登山の最初は新緑、山頂付近は冬景色となる山旅が楽しめそうだ。
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3年振りに再開する津南町沖ノ原ひまわり広場(2019年8月撮影)
ひまわり広場復活
コロナ禍経て3年ぶり 8月1日から21日まで
津南町沖ノ原ひまわり広場が3年振りに復活する。同広場実行委員会(委員長・石沢久和町観光地域づくり課長)がこのほど開催を決定。会期は8月1〜21日まで。大地の芸術祭の新作公開が本格化する時期に合わせたのと「町内の宿から『お盆明けにもやってほしい』と要望が以前からあり、再開を機に会期を変更した」(観光地域づくり課)としている。
32年前に地元農業者が遊び心で植えたひまわりが人気を呼び始まった同広場。新型コロナ禍前は約7万人が来場。津南を知るきっかけに「ひまわり広場に来たことから」と挙げるファンも多い、津南夏の風物詩として定着していた。
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