
2021年(令和3年)11月
2021年11月20日(土)

世界初、空飛ぶバイク
清津スキー場で公開 価格7770万円、国内外から注文
SF映画に登場する空飛ぶバイクが、なかさと清津スキー場に—。十日町市市之越地内の清津スキー場駐車場で15日、8月から世界初の実用型ホバーバイクの試験運転を行っていた東京のスタートアップ企業がお披露目会を開いた。販売価格は7770万円(税込)。国内はじめ海外からも注文を受け、いずれは車に取って代わる乗り物にしたいとしている。
価格は7770万円、空中を移動するホバーバイク
(詳細は2021年11月20日号をご覧ください)

OTA賞を獲得した「シャクヤクかぐや姫」(JA津南町提供)
全国20万種の最優秀賞に
JA津南町 シャクヤク・かぐや姫 第17回フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA
日本一の花き市場・大田市場(東京・大田区)が選ぶ「第17回フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA」に、津南町切花組合(桜沢彰組合長、47人)が生産した『シャクヤク“かぐや姫”』が最優秀賞を獲得。大田市場で取り扱う約20万品種の今年ナンバーワンとなり、大きな関心を集めている。なお入賞は全4品種。表彰式は来月3日、太田市場で開催。同組合関係者も参列予定だ。
年間の取引データやバイヤーによる投票で選出するOTA賞。品質だけでなく、マーケティングトレンドを的確に捉えた品種が入賞する仕組みを取る。津南ブランド・雪美人のひとつ『シャクヤク“かぐや姫”』は化成肥料を使わず、畜産農家から出た有機素材など活用した有機肥料のみを使用し栽培。環境配慮型の生産物で、 世界全体がめざすべき目標のSDGs(持続可能な社会)の観点からも評価。さらに新型コロナ禍により自宅需要が増加、花きによりストレス減少効果認知度アップ、1本で空間を明るくする花が人気に。
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地方のミニ市場をめざし開所の「松代ハイテクファーム」スタッフ。左から二番目が坂本社長(17日)
地場産市場解説、活気創出へ
八百屋瑞花・坂本社長 松代ハイテクファーム、農業拠点化
「物流・加工・生産の小さい市場をやろうと思っている。地域の野菜、関東の野菜を集め、ネット販売も行う。こういう施設を日本全国で作ることで雇用が生まれる。農業や販売に興味を持つ若い人を集めたい」。十日町市松代・室野地内にある「松代ハイテクファーム」(2017年営業休止)を再活用、同ファーム社長に就任した坂本竜司氏(30、八百屋瑞花社長)。若き経営者の地域活性化への新たな挑戦だ。
全国の安心安全野菜を取扱い、神奈川県で青果業や物流加工を手掛ける「八百屋瑞花(すいか)」。クックパッドなどと取引があり、独自の流通網を持つ。このほど松代進出を決め、今年8月に有限会社・松代ハイテクファームの株式を取得。工場(約360平方㍍)を改修し、物流倉庫・加工場・地場野菜集荷場に生まれ変わる。17日の開所式には関口芳史市長や小山大志県議らが参列。新たな地域拠点開設を祝った。来月から本格稼働する予定だ。
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食品加工所を披露する佐藤さん(左)と福嶋さん
豪雪地農業の拠点が稼働
ウーマンファーマーズジャパン 干し芋2トンいよいよ生産
「豪雪地の冬でも農業ができる、そんな夢を描きたい」。女性農業者が取り組むウーマンファーマーズジャパン株式会社が、このほど民家を改装した食品加工所「ウーファキッチン」を開設。干し芋を中心に来月から本格稼働する。地場産野菜を生かし、スイーツや総菜など様々な食品加工に取り組んでいく計画だ。
同社は、居酒屋「ごったく」の福嶋恭子さんと、四国出身の移住者で、さつまいもの栽培・干し芋事業の雪の日舎創業者である佐藤可奈子さんが共同代表で経営する会社で、雪の日舎を社名変更した。
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副議長選でくじ引きする風巻光明氏(左)と滝沢元一郎氏(12日、議場で)
勢力分野が微妙、採決で緊張感
津南町議会 「親町長派」「町政疑問派」、半年後に町長選
津南町議会のルールにより2年交代の議会人事は12日の臨時議会で行い、立候補制による議長選は3人が名乗り、所信表明後、投票者名を書く記名投票で行い、恩田稔氏7票、吉野徹氏5票、桒原洋子氏2票で、第15代議長に恩田氏が就いた。一方の副議長は混迷。同様に2人が立候補し、所信表明後の記名投票では「風巻光明氏7票」「滝沢元一郎氏7票」の同数で、地方自治法によりくじ引きで風巻氏が引き続き副議長に就いた。
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パラペット堤防の2タイプの丁張りを設置(16日、下足滝で、右が信濃川)
改修堤防、丁張りでイメージ
信濃川・下足滝堤防 検討会で試案、パラペット堤防に関心
2019年10月の台風19号で大増水の信濃川が堤防越流し集落が浸水した津南町下足滝地区で進む堤防改修は、地元要望で県・町・専門家・住民による検討会を設置し、堤防の形状などを協議、先週12日には検討会で示された堤防3タイプの「丁張り」を現場に事業担当の十日町地域振興局が設置。住民からは「改修する堤防がどうなるかよく分かる」と好評で、振興局では来月初めまでに2回目の検討会を開き、再度住民座談会を地元で持ち、改修堤防を具体化する方針だ。
下足滝の堤防改修は、県が当初示した現堤防3㍍かさ上げ改修案に対し、「景色が一変し、少ない水田がつぶれ、さらに少なくなる」と住民から見直し要請が出た。同同振興局はこれを受け入れ「足滝地区堤防整備検討会」を今年9月24日設置し、住民懇談会などを開き今年度中に堤防の形状を決める方針。同検討会の委員長に就いた河川工学の第一人者、大熊孝・新潟大名誉教授は「地域の歴史、住民が暮らしてきた歴史、集落の風景を織り込んで取り組むべきであり、地域に合った堤防のつくり方は充分に検討できる」と下足滝の集落の歴史や景観を考慮した堤防改修の必要性を強調。初回の委員会、その後の住民座談会を経て、今月12日、現場に具体的なイメージが描ける改修堤防の「丁張り」を設置した。
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交流を重ねすっかり距離が縮まった栄小2年生と下高井農林高3年生(8日、栄小で)
野菜で深まる交流
栄小&下高井農林高 高校生が先生役で特別授業
2年前から農業交流を続けている、栄小学校(日台智子校長)2年生12人と長野県立下高井農林高校の植物科学コース3年生9人。栄小キッチンガーデンでの共同野菜植栽、児童の下高井農林高訪問、さらに両校を繋ぐオンライン授業などすでに10回余行っている。8日は栄小で高校生が先生役を務める野菜授業を実施。野菜分類クイズ、絵本の読み聞かせなどで同じ空間で過ごし、さらに距離を縮めた。
今期、両校は『見て楽しい、食べて美味しい』観点で野菜を育てるのをメインに交流。栽培活動を通し、世代を超えお互いが名前で呼び合うようになるなど、きょうだいのような関係性を深めている。
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ジグザグ走行に挑戦する川治小児童
県トップの技術、校内で
川治小自転車部 実質13連覇、全国めざす
交通安全子供自転車競技で県大会11連覇を誇る川治小(大淵英一校長、児童268人)で6日、校内競技会を開き、自転車部員が県トップレベルの技術を披露した。
新コロナの影響で県競技会が中止になったことから校内独自に開いたもので、昨年に続き2度目。自転車部の3〜6年生16人が参加し、安全走行や技能走行、学科問題に挑んだ。体育館に用意された交差点では左右、後方確認を行い、技術的に難しいS字カーブやピンを立てたジグザグ走行、デコボコ道走行などに緊張した面持ちで挑んだ。
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2021年11月13日(土)
